打開策

毎日眠い。特に食後。たぶん、食後の眠気を取り除けたらもう少し社会に馴染めると思う。

今は起きた直後は意外と元気で、でもお腹は減っているから昼ご飯を食べると夜まで頭が働かなくなる。床で這いつくばるか何も考えられずにぼーっとしているか。それで晩ご飯を食べたら少し眠くなって、眠いと思っているうちに寝る時間になる。そして9時間睡眠。その繰り返し。

日中に眠くならなければだいぶ普通の生活ができるのだろうけど、おそらく食事をいろいろ変えないといけないのだと思う。早食いではないので(むしろ昼夜は暇?なので1時間以上かけてちまちま食べている)、炭水化物を減らすとか。減らすというか、ごく微量ずつ摂取するとか、種類を工夫するとか。よくわからないけど。別に高2くらいまでは一日中ピンピンしていたのに。その頃から徐々に悪化してこんな感じ。まあそれ以外はかなり健康な方なので文句も言えないけど。ただ日々の憂鬱感の8割くらいは眠気に起因している気がするので保健センターの人とかとも話して何とかしたいもの。

それと不思議なことに眠くて思考停止している間も音楽の脳内再生は鳴り止まない。起きているときは大抵頭の中に何かしらの音楽が流れていて正直うるさいのだが、それは床で倒れているときも続いており、おそらく脳の違う部分の作用なのかなと考えている。ちなもに眠いときは論理的な思考や記憶はまるでできない。いろいろあるのだろう。難しい。

最近は昼に起きて公園でしばらく日光浴をするとかいうジジイ生活の毎日。少しずつ暖かくなってきているのはうれしい。ただ、今の私はありとあらゆる方面に迷惑をかけている気がする。卒業式で疎遠になる人も多いだろうから、せめて体は元気な状態に戻しておきたいと思う。そういえば卒業式で安田講堂に入れることになったらしい。軽い気持ちで申し込んだものの。まあ行くのも悪くないか。次はいつかわからないし。

つらつらと。悲しいかな面白いことも書けないが、今日はこんな感じで。

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じがぞーなんだあ。

教訓

この2年半における最大の学びは、自分はダメなところではとことんダメになるということ。悲しいかな授業で習ったことはほとんど覚えていない。残っているのは嫌いだったという思い出だけ。何をしていたのだか。今までは何かとうまく過ごせていたが、おべんきょーという点では初めての挫折だったかもしれない。でも挫折というのも違うかも。強く願っても叶えられないというわけではなくて、単に得たいとも思わなかった。言い訳がましいことこの上ないが、受験生活の終焉というか、自身の勉学に対する限界というか。燃え尽き症候群だったのかも。

そして意外だったのが、世の中にはいろいろな考え方があるということ。今まで私は少しでも良くなるならどんどん新しくして改善していくべき、常に世の事物は変わり続けるべき、それが正しいと信じて疑ってこなかった。でも実際はいろいろな制約が絡み合っていて、既存のものに留まろうとする物や人は結構多いらしい。変化を望む人も望まない人もいる。それは純粋に大きな学びだった。

それとチームワークもやはり苦手らしい。常に他人の目を気にしてしまう性格がダメなのだと思う。会話とか、表情とか、声の抑揚とか、いろいろ。歯車の一つになるのが苦手というか、自身の存在意義とかを考えてしまって、そういうのが社会に馴染めない理由なのだとも思う。そっと歯車を外してみて、多少ぎこちなくなったとしても、それでも機械が動き続けるんだったら、その歯車は他の場所に使おうかな、なんて思ったり。結局は何事も一人でのんびり取り組むのが向いているのだろう。

うーん……心の成長が遅いというか、この歳になってもまだまだ学ぶことがある。知識ではなくて、もっと根本的なことというか。いつになったら大人になれるのだろう。体だけが老いていく。

話は変わるけど、今年の冬は寒い。全然頭が働かなくて、なかなか人とまともに話せる気がしない。たどたどしくなってしまって。春が来れば少しはましになるかな、なんて。いつかは暖かいところに住みたいな……

 

 

 

はへー

Windows Update をしたらLinuxが起動できなくなった。課題のデータが入っていたしディスクは暗号化済みだったのでもはやこれまでか……の状態に。

いろいろ調べたらとりあえずデータ救出だけはできた。Live USBを使ってcryptsetup で復号。何とかなりそう。この辺を参考に。

askubuntu.com

Linux はそろそろやめようかと思う。便利だけど、バグに陥ったときの消費コストが私には大きすぎる。勉強にはなったけど。それかWindows と完全に切り離せるようなデュアルブート環境を構築するか。悩ましい。

おともだち

私には友達が少ないらしい。

何というか、別に人が嫌いなわけでもないけど、上辺の付き合いというものが苦手らしい。生きるのがうまくはない方だ。

友達……というか親族以外で遠い将来に亡くなった場合に葬式に行きたい人は二人くらい。ただそいつらが自分より先に死んだら絶対しばらく食べ物が喉を通らなくなるので長生きしてほしい。まあ自分より長生きしそうなやつらだから心配はしていないが。

ちなみに、「おともだち」くらいになると一気に増える。謎。まあ普通の人付き合いという感じ。葬式に行くのは面倒だけど話すのは楽しいといったところ。

私は人間より動物の方が友達になれる気がする。無垢というか、素朴というか、ご飯を食べて寝るだけの生活というか、嫌味なところがないのが良い。だから高等なのはだめ。人はどうしても諸々に囚われて心が濁っていく。彼らとはそれを気にしなくて良いというか、素直な自分を晒せるのが幸せ。

とはいえ世の中はどうしても人付き合いがつきまとう。仕方のないことではあるが、今後も自分に合った距離感で人と接していけたらなと思ったり。

冬の日常

私は常に何かを考えている気がする。起きている時も寝ている時も。

作りたいものの設計図とか、組み立て手順とか、回路とか、プログラムの構成とか。他には頭の中の彼女とか、最近耳にした曲の回想とか、自分の感情の揺れ動きとか、世界の今後とか、特に意味もないことをつらつらと。

何かを作るときはすでに頭の中ですべての手順がほぼ決まった状態で取り掛かるから、消化試合的に感じることが多い。だから予測できなかった課題が出てくるとそれはそれで趣を感じられる。言い換えれば、そこに成長を感じられるから、行為に意義を見出せて、幸せを得られる。逆に予定調和的に終わる物事はとても退屈でやる気も起きない。そんなもの。単純労働には向いていないのだろう。何というか。

最近思うところとしては、自分の行動原理とかについても。まあ「INFP」と検索してくださいと言えばそれで終わりなのだが。別に世間の人々はほとんど興味もないのだろうが、このMBTIというのはかなり自分に刺さってしまう。いろいろと自覚があるのだろう。

さて、こう表現すると大変痛くてやばそうに見えるのだが、おそらく私の究極の目的は

「自身の信じる美の探求と理想世界の建設」

で、年々それを強く自覚してきている。他人より強くなりたいとか稼ぎたいとか褒められたいとかそういうのはあまりないらしい。研究をしたいというわけでもない。他人より早く論文を書くとか特許を出すとか、なぜかわからないが全く魅力を感じない。必要ではあるものの。それよりは美しいものを作りたいという欲求が勝る。

きれいな景色、かわいい動物、美しい構造、そういうものに触れると心が震える。そして寝食も忘れて没頭してしまう。一応私にも集中できる素質はあるのだ。かなり揺らぎがあるだけで。興味のあることに対しては世間一般の人間の「集中」とは桁違いの力を出せるし、一方で興味のないことに対しては常人離れした無能になる。そういう人生らしい。

将来はどうしているのだろう。創造的な仕事に就きたいと思う反面、強烈な芸術性があるわけでもないので、技術方面で自分の価値観と合う職場を探すのが妥当かもしれない。自由なところが良い。開放的で、人間関係も暑苦しくなくて、多様的で、挑戦的で、先進的で、柔軟で、そんなところ。でも永くは止まれないと思うから、数年ごとに職場を転々としている気もする。

そういえば最近Twitterを辞めてしまった。何というか、飽きてしまった。疲れたというか。つぶやくことが思いつかないというのもある。FFの近況というかその辺に興味がなくなってしまったというのも大きい。ただこちらのブログは毒にもならないのでしばらく残しておこうと思う。まあ。

長くなったのでこの辺で。

◯京大学工学部航空宇宙工学科を目指す人々へ

もし航空宇宙を志すなら、以下の条件をすべて満たしているかよく考えてから進学を決めよう。

  1. 航空宇宙が大好き
  2. 文句を言わずに勉強や課題に励める
  3. 他の学科と迷っていない

これらを満たしているならとても良い環境だと思う。是非とも来てほしい。でもどれかが欠けていたらつらいかもしれない。別にこれらが必要十分というわけでもないけど。とりあえず私に足りなかったもの。以下につらつらと補足を。

 

1.航空宇宙が大好き

航空宇宙工学科では航空宇宙の勉強をするわけだが、必修の関係で航空は避けては通れない。宇宙だけに興味がある人は要注意。それと天文ではないので宇宙の構造とかそういう話は一切やらない。念のため。

また、飛行機が好きだと思っていても実はそこまで好きではないと判明することもありうる。私がその典型例。もともと自動車や電車よりは何となく飛行機が好きだったものの、勉強を続ける中で、私は旅客機には全く興味がないことがわかった。戦闘機は今でもそこそこ好きだが。どうやら私が好きだったのは「飛ぶ」という現象で、そこに人を乗せたりすることはどうでも良かったらしい。

2.文句を言わずに勉強や課題に励める

航空はそこそこ課題が多い。特に空しくなる課題(作業)は他学科より多いと思う。ついつい手を抜きたくなるのだが、基本的に真面目な人間が集まるのでしっかり勉強しないと結構苦労する。

私はこういう課題が全然好きではなかった。甘えと言われそうだけど。与えられた作業を淡々とこなせる人が向いているのではないかと思う。

3.他の学科と迷っていない

もし航空宇宙以外に進路を考えていないなら、それはとても立派なことだし、是非とも弊学科に進学すべきだ。これは間違いない。日本でこれ以上の場所はないと思う。

ただ、もし他にもやりたいことがあるなら十分注意してほしい。どこもそうだろうが、特にこの学科は航空宇宙への愛で動いている部分が大きい気がする。理不尽な古臭い課題があったとしても、みんなの愛があったからこそこれまで受け入れられ続いてきたのだろう。歴史の重みみたいなのを感じたり感じなかったり。

しかし、私は進学選択の時に悩みに悩んでここに入ってきた人間だった。当時の他の候補は機械情報や計数など。どれも興味があって、最終的には自分の幼少期の夢を叶えてあげようという軽い気持ちでここに来たのだが、それが良くなかった。周りとの温度差は感じるし、不毛な作業を続けては自分の選んだ道に疑問を持ち……そんな二年半だった。悲しい。要は迷いがあるとつらくなるかもしれない、それだけは注意ということ。

 

そんなこんなで、私の航空宇宙での生活はそろそろ終わろうとしている。無事卒業できれば、春からは航空を抜けて情報理工学系研究科に進む予定だ。◯京大学の大学院の中なら最も自分の力が活かせてかつ興味もある分野なのではないかと思う。ここでもだめなら……そもそも学業に向いていないのだろう。そんな気がする。これは大学入学時からだけど。まあ。

とにかく、航空を目指すなら強い意志を持とう。それと、たくさん友達を作ろう。また、他にやりたいことがあればそちらも視野に入れよう。そんなところかな。たぶん。

みなさんが素敵な道を歩めますように。