がりがり

最近やっぱり変なのは、すぐに疲れてしまうところ。何をしても精神の擦り減りが異常なまでに早い。洗い物を終えただけで一日分の仕事を片付けたように感じる。洗い物を放置すると料理を作るのが面倒になり、それによって食事の回数も減って、何というか。かといって外でたくさん食べても元気になるわけではなく。よくわからない。

睡眠時間が少し短いかもしれない。ただ満足するまで寝るとおそらく毎日10時間以上は寝てしまって、社会生活とは程遠くなる。22時に寝て8時に起きるとか。できる気がしない。結局今日は午前には起きられたものの、昼を食べに行って家に帰ったら夕方まで床で寝ていて。これから洗い物をして夕食を作って食べて洗い物をして風呂に入って……それからいろいろ始めると生活がおかしくなる。はぁ。とはいえ一番の問題点は起きていてもいつも上の空で何も働いていない点だけど。

大学ももうすぐ卒業できる。らしい。たぶん。でも元気だったのは1年の頃だけだった気もする。あの頃はあの頃で将来への不安とか一人暮らしの寂しさとかあったけど。1年の終わりで進振りが完了して、2年以降は燃え尽き症候群?みたいになり、コロナによってオンライン生活が始まって、気づけば勉強のやり方も意味も完全に忘れていた。

なぜ自分は大学にいるのだろう、そもそもなぜ入学したのだろう、なぜ勉強をしているのだろう、自分は何がしたいのだろう、何になりたいのだろう、毎日8時間同じように働いて気づけば老いていずれは死ぬ、そんな単調な摂理に従ってまで生きる価値なんてあるのだろうか、……よく悩んでいた。特に2年の頃から。授業がほとんどなくなって頭が暇になっていたのだろう。それ自体はまあ青年の悩みとして悪くないのかもしれないが、この頃から明らかに学習意欲が低下してしまい、頭の衰えを痛感するようになっていた。これが意外と辛くて、何というか、授業の内容が全部他人事のように聞こえるというか、全く面白さを見出せなくなっていて、授業も聞かなくなり、当然成績も下がった。1年の頃は進んで復習に取り組んでいたし、特にこれといった対策を取らなくても少なくとも優は取れていたのを考えると、あれれという感じ。ままっ。前期課程の成績表を見ると本当に同じ人間なのかと自分でも不思議に思う。そういえば1年の春は入試の成績開示で理三の合格最低点を上回っていてイカ東みたいに(わたしおめめはだかだしいかとーじゃないよっ。)喜んでいたんだっけ。いつの時代の話だか。1Sの成績発表の時も喜んでいた気がするけれど、1Aの時は完全に幻滅?していて。予定調和に失望したというか、成績は良かったけどうれしいという感情が芽生えなくて、この辺から他者との競争に限界を感じていたのかなと。成長なのか、老化なのか。人生ってそういうものなのかなぁ。

f:id:ostracism:20220316204537p:plain

1Aの成績発表直後のお絵かき。よくわからない。謎。

とはいえ今までいろいろな人に支えてもらっていたのも事実で、それはとても幸せなことだったと思う。両親、友達、先生方、大学の人々など。今はちょっと大して何もできそうにないけれど、いつかは恩返しができたらなと思う。

とりあえずはさっさと課題を片付けて、ゆっくり休みたいもの。疲れがある程度取れたら知らない場所に旅行してみたい気もする。自然が豊かなところ。海が見える離島とか、湖が見える山奥とか。あと工作をいろいろ進めたい。やりたいと言っていたものの全然進められていない。私には何かを作る以外の能はないようで、創造性を当てつける何かが必要らしい。それが本当にあるかはともかく。ままっ。

それと、長々してしまったけど、何というか、杞憂というか、私の勘違いもいいところだとは自覚しているものの……航空宇宙って大空へ羽ばたくような、自由な世界を飛び回れるような、そんな気がしてしまうけど、何というか、できんぼの僻みというか印象だと、常に鎖でつながれているというか、天井のガラス越しに届かない空を見上げ続けているというか、うん、ままっ。制約や個人の無力さ、よくわからない伝統を強く感じてしまって、性格的に合う合わないがあるのだろうなと。業界的に。数十年続いている課題の内容を少し見直せばましになるところもある気はするけど。ただそれで変な希望を抱かせるのも良くないのかも。まあ。

今後は計数とかに人を取られて、航空宇宙はどんどん人材不足に陥っていくと思う。それは世の流れとして。本当に飛行機の好きな人が入れるという点では良いことではある。ただ何というか、今のままでは航空は正統派の優秀な人間の量産工場であり続ける気がしていて、もちろん勉強ができないと話にならないのだけど(ままあ゛ぁっ!)、高度経済成長期にはぴったりだったとは思うものの正直今の時代には微妙な気がしている。業界が保守的な感じがするから仕方ない気もするけど。尖った人たちというか、毛色の異なる凄さを持つ人々がたくさん集まる、そんな場所になったらなと思う。なんか航空でおっ☆と思わせる人々は結構外に出ちゃうし。あれれ。進振りのぬるさを鑑みても今や航空は工学部の花形とはいえなくなっているわけで、もし今後の時代に沿うような、革新を生み出せる人間を取り入れたいのならば、何か行動を起こす必要があるのではないかとも思う。カリキュラムを見直すなり研究室間の協力を増やすなり。もう関係なくなるし口出しはしないしできないけど。ただ何となく寂しいなって。

気づけばこんなにもつらつらと書いてしまった。まあ日記代わりということで。少しでも明るい未来になればなと。自分も世の中も。ではでは。