回顧と展望と

ずっと、ずっと、頭が重い。うーん……

 

夏休みの初めの頃はいろいろなことをしようと思っていたものの、結局だるくてほとんど何もしていない。

 

まずは進捗報告から。

 

【工作】

ガンプラとミシンの修理だけ。コイルガンもやろうとしていたけれど、何というか、やるだけの元気がなかった。

 

【植物】

何回か水やりはした。ユリが咲いて満足。ホテイアオイの開花は見逃した。また咲くかな。ポポーはまだ収穫していない。

 

【動物】

メダカには何回か餌をやった。気づいたらちびちゃんがいた。

 

【お絵かき】

ほとんどしていない。塗りの本は買った。東京に戻ったらやる。地産地消・自給自足・循環型社会への挑戦。

 

モデリング

VRChat用のモデルを作り始めたけど手元にWindows 10がない。迷走中。こちらもある程度モデルができたら続きは東京で。

 

【プログラミング】

強化学習方面は何もやっていない。東京の自作パソコンのGPUで計算させてみたい。

 

【音楽】

何もしていない。雪歩かわいい。

 

【英語】

何も。やばい。

 

【授業の予習・復習】

何も。うん。

 

【アニメの消費】

戻ったら処理する。

 

何もしていない……東京に戻ったら少しは進むかな。でも三食作るの面倒臭い。Aセメもオンラインなら実家にパソコンを送って親の脛をかじろうか。

 

最近……というかいつものことだけど、将来について考えることが増えてきた。

私の今の所属は航空宇宙工学科である。宇宙への夢を抱いて進む人も多い。しかし、私がここに至るまでには紆余曲折があったのだ。以下ではその過程についてつらつらと。

 

最初の夢は幼稚園の卒業アルバムに書いたもの、ロケットを作る人だった。当時はスペースシャトルも飛んでいて、宇宙に対して漠然とした憧れがあったのだろう。無理もない。ただしここで注意したいのは、宇宙飛行士ではないところだ。私がもともと工作好きなのもあっただろうが、何よりもスペースシャトル・コロンビア号の事故の印象が大きかったのだと思う。死と隣り合わせというのは少し怖かった。

次の夢は小学校の卒業文集に書いたもの。何かと言うと、飛行機を作る人。そう、ほとんど変わっていない。親が飛行機好きだったのもあるし、空を飛ぶというのは人類の永遠の夢だと思っていた。まあ。あるある。

この後は中高一貫校に入学し、電子工作に没頭する。中学校の頃は何も考えていなかったが、高校生になった頃から大学受験とともに将来の進路について悩むようになる。

まず興味を奪われたのは核融合炉の研究だった。「地上の太陽」という語感に惹かれたこと、核融合科学研究所の方の講演を聴く機会があったことなどがきっかけで、やがて進路の一つとなった。

次はおそらく量子コンピュータ。単に量子という単語がかっこよかっただけ。

最後にできた夢がBrain Machine Interface(BMI)の研究。当時は受験生で特にやることもなく風呂場で思索に耽っていたのだが、脳の情報を読み書きできれば世界は変わる、人類は幸せになれるという謎結論に到達。後にこれが進路選択に大きな影響をもたらす。

こんな感じでいろいろ迷っているうちに、高校生のうちに進路を決めるのはもはや不可能となっていた。それといろいろな場の流れもあって東京大学に進学することに。

 

大学入学後はキラキラの生活を期待していたが、まずは進振りで勝たないとここに進学した意味がない。そんなわけで結構真面目に勉強していた。イカ東。試験も終わって夏は核融合科学研究所のサマーキャンプに参加することに。極めて順調である。で、実際の核融合の現場を見たわけだが、まあいいかな、って思った。理由は特にないけど。微妙という感じ。そんなわけで核融合は進路から外れた。

1年のAセメが始まり、履修の帽子も取れた私は何を思ったかどんどん履修を詰めていった。毎日授業が忙しくて頑張ってはいたものの、何となく勉強に対してやる気がなくなっていった。なぜかはよくわからない。そして、成績発表。私の進振り戦争は終戦を迎えた。

2年のSセメ。必修で落単さえしなければ医医以外どこでも行ける世界線。学問への意欲がゼロになった。たくさん潜ったものの2S1が終われば全部切ってしまった。とりあえず選抜制の量子コンピュータの授業は行っていたが、まあいいかな、って思って量子系には進まないことにした。

そこからが長かった。航空と脳科学。どちらに進むべきかずっと悩んでいた。脳なら計数あたり、航空なら言わずもがな、それと機械Bや精密も考えていたような。2S2はその量子コンピュータ以外の授業はなかったから教習所やバイト以外の時間はずっと悩んでいた。相談センターなどにも行ったけどよくわからなくて、いろいろ考えているうちに精神的にも不安定になってしまったりして、結局えいやで決めたのが航空宇宙。理由は小さい頃の夢だったのと、何となく航空は独学が厳しそうだったから。

2年のAセメ。航空の授業が開始。何となく授業は聞いていたけれど、あれれという感じ。勉強との向き合い方を忘れていた。だらだらやっていたものの、うーん……

そしてコロナ発生。だるいンゴ。オンラインになって、生活習慣までも崩壊してしまった。悲しい。この頃から自分の将来についてまた考え直すようになる。

 

自分がやりたいことは何なのか、何をすれば楽しいと思えるのか、まずそこがわからない。いろいろ手を出してみてもどれもすぐに飽きてしまう。よしよしが欲しいのかな、とは思う。でも自分の納得できないことでよしよしされるのは嫌。

航空系から方針転換して情報系に進むのもありだとは思っているが、自分にとってコンピュータは何かをするための手段であって、目的ではない。それよりは機械いじりとかの工作の方が好きだ。

もっと根本的な部分も検討し直すようになってきた。大学を卒業した後のこと、院進だ。今までは理系が院に進むのは当然だと考えていた。修士もない人間が大した職に就けないのはわかっている。でも、もしかしたら学部で一旦どこかに就職して気分転換した方が良いのではとも思う。大学から出て新たな人間関係を築くのも新鮮かなって。どんな職場でも無駄な経験にはならない気がする。ような。

 

最近は学科の人とも会わなくなって、みんながどんな考えを持っているのかはよくわからない。私はまだ何も決めていない。悩みに悩んで、結局は無策に選んだ。次の選択は研究室。どこにしようかまだ迷っているものの、自分の好きな工作が活かせる場があればとは思う。もし研究生活が楽しければそのまま院進するという未来もあるだろうし、どこかに就職するということもあるかもしれない。自分の行動はあまり予測できない。私が決断を下した時は何であれ、ふーんと思っていただければという感じだ。

 

ずっと、ずっと、悩んでいる。でも私は自分の価値を信じている。どこかで私を求める人がいる、そう信じている。身の程知らずかもしれないけれど、希望のない未来ほどつまらないものはないし、いつかは輝く自分を見たい。だから夢は大きくのびのびと描く。私は少しずつ進んでいるはず。

 

……こんな感じ。あー、なんか眠い。今日も何もやっていなかった。もふもふしてから寝るか……かわいいは正義