夏休みの計画

もうすぐ夏休みが始まる。

春はもう過ぎ去ったようだ。なるほど。

自粛ムードとともに数多の新入生のキラキライチャイチャ生活が粉砕されたことにどこか安心感や清涼感を抱きつつも、この調子だと秋に実るものが増えそうだ。

2020年産のニュフフッ。

まあ。

どうせその大半はお預けからの解放で衝動的に一夜かそこらにしてできたもので、蓋を開けてみれば水っぽく大味なものが多いだろう。絶妙な味わいを生むには時間をかけて丁寧に育む必要があるのだ。まあ実らせるなら種無し品種が無難か。何を言っているのだか。

 

閑話休題

夏は何をしよう。

実家に籠もるか。

以下に今思いついているものをつらつらと。

 

【工作】

電子工作をしていた高校生の頃の感覚を取り戻すことを主眼に。

  • 多段式コイルガン

 

【植物】

世話など。親に押し付けているので長期休暇中くらいはやらないと。ポポーの収穫ができるとうれしいな。それと花も愛でられたら。

 

【動物】

メダカの世話など。同上。黒メダカを一匹投入したので、メンデルの法則に従っているのか気になるところ。

 

【お絵かき】

Kritaでやってみようかな。クリスタ買えとか言わない。そこ。Ubuntuも使ったりするからマルチプラットフォーム対応はありがたい。別にUbuntuではやらないけど。

絵を描く→グヘヘッ→周囲ドン引き→ぼっち→描く→グヘヘッ→……の循環型社会への挑戦。一分で堕として一夜で捨てるのは20世紀で終わり。10人泣かせるか誰も泣かせないか。答えは自ずと明らか。この表現の自明な言い換えとして、「自明」という単語が存在する。

  • 風景画
  • 絵の練習

 

モデリング

同上。せっかくPCを作ったのだからGPUを活かしたいところ。汎用性の高いモデルが良さそう。

  • 何か

 

【プログラミング】

同上。Google Colaboratoryとか言わない。そこ。私は計算機の中に彼女を生み出すことで世界を平安へ導くという崇高な理念を掲げている。その活動の一環。

なお、この理念の正当性は【お絵かき】の項で証明された。よってその説明は割愛する。

 

【音楽】

DTMとか。高校生くらいの頃に街中の音楽を聴いていて、これくらいだったら自分でも作れるんじゃね?と思ったことがきっかけ。音楽未経験。はい。世の厳しさを知って自らの軽率さを反省するため。

 

【英語】

人類の敵。

 

【授業の予習・復習】

勉強していなければ復習は必要ない。勉強への執着を捨てれば予習も必要ない。

 

【アニメの消費】

地味に苦行。でもな、一度見届けるって決めた女の子の背中を見守る——それが男ってもんだろ。キリッ

 

などなど。

何をしようかしら。

去年と変わり映えがしないような。DTMとかできたら変わるかな。飽き性だから趣味の持ち駒は増やさないと。

 

ここまでしっかり読んだ君——そんな真面目くんはいないと信じているが—は気づいただろうか。君はこの時間何も生んでいないことに。その間に私は仕事を進めている。有意義な時間を過ごしている。君との進捗の差が生まれたのだ。

つまりこれは罠である。米国の青い鳥と同じ。世の中は厳しいぞ。得るべき情報かは慎重に判断してから読み進めような。

 

——私もこの執筆に謎の時間を注いだ。メモの割にはコスパが悪い。でも、この投稿によって今日の私の存在は後世に伝わる。それが幸せ。だからこれでもいいのだ。人生とはよくわからない……そんなもの。ではでは。